私が一旦シンボルブロックチェーンのノードを止めた理由。ステーキングの2倍課税ってヤバいでしょ!
皆さんご機嫌いかがですか?アルフレッドです。
今回は私を信じて私のノードに委任して下さった方々になぜ私がシンボルブロックチェーンのノードを一旦止めたのか。その理由をきちんと伝えたかったことと、私のように苦しい思いをして欲しくないという思いからこのブログを書きます。
今回私がシンボルブロックチェーンのノードを止めた理由は日本の税制にあります。
今回初めて税理士さんに確定申告をお願いしたのですが、恥ずかしながらそこではじめてステーキング(ハーベスト)の2倍課税について知りました。
ステーキングの2倍課税とは
(XYMの場合)
①XYMを取得した時に税金がかかる
②得たXYMを売却した時に税金がかかる
です。
(例 XYMが20円の時100XYM得て、そのXYMを20円で100XYM売った場合)
①20円×100XYM=2000円
②(20円ー取得原価)×100XYM
①+②×税金となります。
(取得原価が5円の場合)
(①2000円+②1500円)×税金
この2倍課税のやばいところは①にあります。
①はXYMを取得した段階でXYMを円に換えなくても税金を払わないといけないのです。
上の例で言えば手元に円が無くても取得した2000円に対して税金を払わないといけなくなるのです。
これはXYMだけの話ではなく、これが現段階(2023年4月14日)での日本のステーキングのルールだそうです。
私は2021年、2022年はXYMの価格が高かった事と沢山の方々が私のノードに委任して頂いたこと、また私自身かなりの枚数でハーベストをしていたので多くのハーベスト収入を得ました。
そして給与所得+ハーベスト収入+暗号資産の利益確定により運良く大きな利益を得る事ができました。
しかし、現段階での暗号資産は総合課税です。
ここで問題になるのが税金です。所得税は累進課税で所得が上がる程税金が高くなるのですが、1800万円以上は所得税40%。4000万以上は45%。そして住民税は10%なので私の2021、2022年のハーベスト収入はほぼ0円状態になったのです。なぜなら私の場合はXYMはエアドロップでもらったので取得原価は0円になります。ですので先ほどの計算で例えると、、
(例 XEMが20円の時100XEM得て、そのXYMを20円で100XYM売った場合で取得原価が0円の場合)
①20円×100XYM=2000円
②(20円ー取得原価)×100XYM
①+②×税金。
(取得原価が0円の場合)
(①2000円+②2000円)×50%=2000円
となります。
厳密には総平均法なので取得原価はハーベストの度に上がりますが、私の場合はエアドロップでもらった枚数が多かったので取得原価はあまり上がりませんでした。
(因みに上記で述べたように①はXYMの取得であり円ではありません。なので②の売却益の2000円しか手元にないのに①+②で2000円の税金を払わないといけない事になります。)
そして2021年のハーベスト計算も間違っていたことがわかったので修正申告を行った結果、なんとこれまでの利益がほとんどが無くなりましたーー!いやーこれには本当に参りましたねー。もうパニックですよ!!
(私は税理士さんと話をするまでステーキングの2倍課税という概念はありませんでした)
これが私が一旦ノードを止めた理由です。
取得原価が高かったり、利益が低ければ所得税も低くなるのでこのようにはならないと思いますが何にしても2倍課税は酷すぎる。
今後XYMが50円、100円と上がりハーベスト収入が多くなった時、私のように税制でこんなはずじゃなかった。と嬉しい悲鳴が悲しい悲鳴にならないように皆さんは気を付けて下さいね!
現在私はステーキングの税制対策として何か良い方法はないか?一旦冷静になり情報収集に徹しています。そしてこの問題が解決した時に再びノード運営でシンボルブロックチェーンに貢献したいと思います。
私はハーベスト自体はとても良いシステムで不労所得を可能にする本当に素晴らしいものだと思います。現段階で悪いのは税制です。
1日も早く日本の暗号資産投資家にとって良い税制になる事を切に願っています。
※税制は頻繁に変わるので税の事に関しては必ず税理士さんと相談して下さいね。税に関してはすみませんが私は一切責任を負えません。